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ゆうです。
商品を紹介するときには、
その商品のメリットをしっかり伝えることが大切だと言われます。
これは間違いではありません。
メリットもわからないままに、
商品を購入する人はなかなかいないと思います。
しかし、このメリットについて、
勘違いしている人が非常に多いです。
購入者が知りたいのは商品のメリットではありません。
購入者が本当に知りたいのは、
その商品が自分に与えてくれるメリットです。
デジベルとかどうだっていい
人が気にしていることのほとんどは自分のことです。
「その商品が何をしてくれるのか」
「その商品がどのような影響を与えてくれるのか」
この部分にしか興味がないわけです。
例えば、新発売の掃除機を紹介するときに、
その性能ばかりを伝えているサイトをよく見かけます。
「吸引力が数倍になりました」
「騒音は○○dBです」など。
「○○dBです」って言われても、
あまり想像がつかないと思うんですよ。
そんなことよりも、
この掃除機を使用することで得られるメリットを伝えなければなりません。
「吸引力が倍になることで掃除をする時間が半分になる」
「騒音が少なくなったことで帰宅後でも近所を気にせず掃除ができる」など。
もっと言えば、
「時間が半分になることで、その余った時間に○○ができる」
まで伝えなければなりません。
その情景を具体的にイメージさせることが重要です。
メリットの伝え方を間違ってしまうと、
購入者には何も響かない情報になってしまいます。
性能だけだったら、公式ホームページの方が確実に詳しいですからね。
少し話は変わりますが、食べログでお店を選ぶときにも、
写真だけでは判断しないはずです。
どれだけ写真が綺麗で美味しそうに見えたとしても、
レビューで味の評価が低ければ、その店には行かないと思います。
美味しいものを食べたい人にとって、
写真が綺麗であることは、何のメリットにもなりません。
まぁ、その人にとってのメリットが「インスタ映え」であれば、
行く可能性はありますけどね。
メリットを伝えるときには、そのメリットが購入者にとってベネフィットを感じるものなのか、
その部分をしっかり意識するようにしてください。
間違っても、性能の羅列はしないようにしてくださいね。
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