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ゆうです。
キングコング西野亮廣氏が考案し、オンラインサロンのメンバーとともに開発した、
「しるし書店」というWEBサービス(アプリ)があります。
→「しるし書店」
しるし書店は、ものすごく簡単に言うとWEB上の古本屋なのですが、
当然、通常の古本屋ではありません。
非常に面白い仕組みになっています。
通常ですと、書き込みや線引きのある本は価値が下がってしまいます。
ブックオフに売りに行ったところで、買取不可かタダ同然の価格で買い取られてしまうのがオチです。
しかし、しるし書店では、その書き込みや線引きが「しるし」とされ、
この「しるし=販売者の視点」が付加価値となります。
例えば、書き込みや線引きのある本でも、書き込みをした人物がZOZOの前澤社長だった場合、
なぜこの本を選び、どの部分に着目し、どのような視点でこの本を読んだのか、とても興味がわきませんか?
話題となった「1億円お年玉キャンペーン」でのお金の使い方は秀逸でしたし、
前澤社長の視点や思考をインストールしたいと考える方は多いと思います。
定価1,000円の本が10万円で販売されたとしても、
購入者は殺到するんじゃないでしょうか。
前澤社長のしるし本を購入したというストーリーは、情報発信でネタとしても使えますし、
その価値は計り知れないものになりますよね。
対照的に、視点に価値を感じてもらえなければ、
定価以下で販売しても売れることはないでしょう。
自分の価値をお金で数値化し、その価値感覚が間違っていなければ、
購入というカタチで評価されます。
しるし書店は非常に面白い仕組みですが、
自身の価値を知らされる怖さも含んでいると言えますね。
一般人の「しるし本」に価値はあるのか
前項で前澤社長を例に出しましたが、
それを見てこのように思ったかもしれません。
「有名人だから価値があるんやろ」と。
確かに有名人であることは、
付加価値を高める大きな要因ではあります。
しかし、しるし書店で実際に販売されている本を見てみると、
有名・無名はさほど関係ないようです。
売り上げのランキング上位10名を見てみましたが、
その中にお名前を知っている方は1人もいませんでした。
僕が存じ上げていないだけかもしれませんが、
おそらくは一般の方だと思われます。
一部の販売履歴をサラッと見ただけですが、
定価1,512円の本が15,000円で売れている方もいました。
こちらも一般の方だと思われます。
「自分は無名だから」と諦めてしまうのは、
非常にもったいないですよね。
日々の情報発信がしるし本の価値を高める
繰り返しになりますが、しるし書店では、
販売者の視点が付加価値となります。
ですが、まったく知らない方の視点に価値を感じることはないですよね?
その販売者を知っているからこそ、
「この方の視点には価値がある」と思ってもらえるわけです。
知らない方のしるし本は、ただの古本と変わりません。
では、どのようにして知ってもらうのかですが、
1つは、実際に会うという方法がありますよね。
しかし、実際に会うのは少しハードルが高いと思いますし、
住んでいる地域によってはかなり難しくなります。
ですので、主にブログ・メルマガ・Twitter・note・Facebookなどによる、
日々の情報発信で知ってもらうことが多くなるはずです。
オウンドメディアやSNSでの情報発信に価値を感じてもらえれば、
必然的にしるし本の価値も上がります。
メルマガを送ってもまったく反応がないという状態では、
しるし本に価値を感じてもらうのは難しいということです。
しかし、日々の発信で有益な情報を提供し、あなたに価値を感じてもらうことができれば、
しるし本にも価値が付加され、しるし本を販売することで収益を上げることもできます。
このような話をすると、しるし本を販売することに注力する方がいますが、
しるし本の販売は1つの選択肢にしかすぎません。
メイン事業ではない、新たなキャッシュポイントと考えてください。
新たなキャッシュポイントを作るためにも、
まずは、基本である日々の情報発信に全力で向き合ってください。
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