ご訪問いただきありがとうございます。
ゆうです。

 
コピーライティングの書籍を読んでいると、
「あなた」という言葉を使用しましょうとよく言われています。

 
実際に使用している人は多いですし、
様々なブログで目にすることがあると思います。

 
しかし、ただ「あなた」という言葉を使用するだけでは意味がありません。
この「あなた」を“実在する人物としてイメージする”ことが大切です。

 
実在している人物のように、
性別・年齢・身長・体重・居住地・職業・趣味趣向・家族構成・価値観・悩み・ライフスタイルなど、
リアリティのある詳細な設定を行います。

 
よく「ターゲティングが重要」と言われることがありますが、
「ターゲティング=顧客層」になりますので、もっと深く掘り下げた設定が必要です。

なぜ特定の一人を設定するのか

 
ビジネスを行う際に、誰しもが複数の人に商品を販売したいと考えます。
当然、たくさんの人に売れたほうが儲かりますし。

 
では、なぜ特定の一人を設定するのか？

 
それは、不特定多数に送ったメッセージでは、
誰にも響かないメッセージなってしまうからです。

 
人は「自分に関係がある」と思ったときに、その情報を受け入れようとしますが、
関係のない情報は、目に入っても脳が認識しません。

 
以前、知人がアロマグッズを購入すると言ったので、
その買い物に付き合ったことがありました。

 
3店舗回ったのですが、
どこも数年前から知っている場所だったんです。

 
しかし、僕はアロマにまったく興味がありませんので、
そこに店があるということにすら、気づいてもいませんでした。

 
目には入ってたはずですが、
脳が認識していなかったのだと思います。

 
一人がイメージ出来ていないメッセージでは、
上記の事例と同じようなことが起こってしまい、
誰にも響かないメッセージになってしまいます。

 
また、特定の一人を決めることで、発信にブレがなくなり、
メッセージに一貫性が出ます。

 
一貫性のあるメッセージは、専門家としても評価されやすく、
信用に繋がっていきます。

 
一人に特定することで、
「たくさんの人にメッセージが届かない」と思ってしまうかもしれません。

 
しかし、特定の人物像を想像しながら文章を書くことで、
そのメッセージが具体的になります。

 
メッセージが具体的になることにより、
特定の人物だけではなく、同じような価値観を持った人にも響くメッセージになります。

 
まずは、ノートなどに書きながら、
特定の人物を作り上げてください。

 
お金のことで悩んでいるような人物を作り上げる場合は、
ヤフー知恵袋などで、悩みを検索しながら作り上げていくのも一つの方法です。

 
特定の人物を作り上げることで、
戦略も変わってきますので、ぜひ実践してみてください。