2018年12月に行われた、PayPayによる「100億円あげちゃうキャンペーン」をきっかけに、スマホ(QRコード)決済に一躍注目が集まりました。20%のポイント還元ということで、利用した人も多かったのではないでしょうか。
ですが、日本ではまだまだキャッシュレス化が進んでいません。世界各国のキャッシュレス決済比率の比較グラフを見ると、キャッシュレスが進展している国の多くが4割から6割に対して、日本は約2割にとどまっています。詳細は「キャッシュレス・ビジョン」で確認することができます。
キャッシュレス決済に対して、「難しい」「怖い」などのイメージを持っている人が多いのだと思いますが、PayPayのキャンペーンを始め、キャッシュレス決済を利用しないことが非常にもったいない、という時代になってきています。
キャッシュレス決済が注目されている理由
最近では、以前にも増してキャッシュレス決済関連のテレビCMをよく目にするようになりました。
テレビCMや各種キャンペーンなど、キャッシュレス決済が盛り上がっている背景には、国がキャッシュレス決済の普及に力を入れている、という理由があります。2017年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」では、2027年までにキャッシュレス決済比率を、現在の2割から4割程度まで引き上げることを目指す、としています。
また、2019年10月の増税後には、国がキャッシュレス決済を行った消費者に対して、ポイント還元を行うことが発表されています。前述したとおり、キャッシュレス決済を利用しないのは非常にもったいない、と言えますね。詳細は「キャッシュレス・消費者還元事業」で確認することができます。
キャッシュレス決済の種類
「結局、キャッシュレス決済にはどんな種類があるの?」ということですが、キャッシュレス決済は、大きく分けて下記の3つに分類されます。中でも注目はQRコード決済ですよね。
① クレジットカード
② 電子マネー【スマホ決済可能】
③ QRコード【スマホ決済可能】
① クレジットカード
キャッシュレス決済では最も定番となるクレジットカード決済ですが、ポイント還元率を考えると、1%~2%が限度といったところです。
今後は、クレジットカード単体で利用するのではなく、電子マネーやQRコード決済と組み合わせて、ポイント還元率を上乗せしていくという方法が重要になってきます。
② 電子マネー【スマホ決済可能】
nanaco・WAON・Suicaなどに代表されるのが電子マネー決済です。かざすだけで決済が完了する手軽さは魅力ですが、お得さで考えるとQRコード決済の方が上です。
③ QRコード【スマホ決済可能】
PayPay・LINE Payなどに代表されるのがQPコード決済です。宮川大輔さんが出演していたPayPayのテレビCMが印象的ですね。
決済にはスマホアプリを使用します。コンビニ利用時など、少額の決済とも相性が良く、アプリにクレジットカードを登録して決済するか、アプリに残高をチャージして決済するか、支払い方法は大きく分けて2パターンあります。
以上がキャッシュレス決済の種類になります。絶対にこれこそが至高、というものはありません。この3種類の決済方法を、ポイント還元や生活スタイルによって使い分けたり組み合わせたりしながら、あなたなりの最適な利用方法を探してみてください。
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