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ゆうです。
スーパーやコンビニに行って、
何の変哲もないりんごが1個1,000円で販売されているとします。
それを見て、あなたはそのりんごを購入しますか?
「高っ!」と思うことはあっても、購入はしないのではないでしょうか。
他の店に行けば100円で購入できますから。
品種によっては高額なりんごもあると思いますが、
このりんごは、どこのお店でも100円で販売されている普通のりんごです。
このりんごを1,000円で販売するには、
付加価値が必要になります。
機能的価値は100円ですので、
その部分で勝負することはできません。
これは完全な反則技ですが、
「このりんごを購入するとメロンを一つおまけで付けます」と言って販売します。
この方法であれば確実に売れると思いますが、
これはもうりんごではなく、メロンを販売していることになりますよね。
ですので、この方法は使えません。
しかも完全に赤字です。
では、どうすれば1,000円で売れるのかということですが、
それは物語を付加価値にするということです。
物語を売る
りんごに関するお話で有名な物語があります。
それが「落ちないりんご」です。
1991年に発生した「りんご台風」と呼ばれる台風は、
東北に甚大な被害を与えました。
9割のりんごが木から落ちてしまい、
まったく売り物になりませんでした。
この台風による東北での被害総額は、
約742億円と言われています。
普通だったら心が折れて諦めてしまいそうですが、
このりんご農家の方々は、残った1割のりんごを販売するために知恵を絞ります。
「甚大な被害を出した台風の中でも落ちなかったりんご」という部分に価値を見出しました。
この残った1割が「落ちないりんご」として販売されます。
「落ちない」という言葉に反応するのは誰だと思いますか?
そうです。受験生です。
この「落ちないりんご」は1個1,000円という価格にも関わらず、
受験生にバカ売れしました。
食べてしまえば、他のりんごと味は変わらないはずです。
しかし、この物語が付属することで、このりんごの価値は上がりました。
一つずつ綺麗な箱に入っているという有形な価値もありますが、
そこではない無形の部分に価値を感じたはずです。
最近はスーパーで販売されている野菜などに、
「生産者の声」が記載されているものをよく見かけます。
これも一つの物語です。
顔を見ることでの安心感もありますが、
この野菜がどのように作られているのかを知ることで、そこに価値が生まれます。
アフィリエイト教材を販売しているページを見ると、
特典も似通ったものが多いですし、数勝負になっています。
どれだけ数がたくさんあっても、その他大勢と同じでは、
そこに価値は生まれません。
例えば、あなたがその教材を使って稼いだ軌跡をまとめたものを特典にすれば、
その物語がその他大勢とは違った価値になります。
同じ商品でも、人とは違う価値はないか、
その部分を常に考えるようにしてください。
オリジナルの価値が提供できれば、
必ず商品は売れるはずです。
ぜひ実践してみてください。
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