Amebaのスタッフブログ「Ameba利用規約一部改訂のお知らせ」にて、アメブロの商用利用解禁が発表されました。具体的には、下記の赤枠部分が削除されます。
また、詳細に関しては「アメーバブログ商用利用ガイドライン」が新設されるとのことです。
この商用利用解禁によってアフィリエイターにどのような影響を及ぼすのか、ということですが、僕は悪影響を及ぼすのでは、と考えています。その理由は下記の2点です。
なぜこのタイミングで商用利用を解禁したのか?
1点目は、なぜ急にアメブロは商用利用を解禁したのかということですが、その理由として考えられるのが、ユーザーの大量流出です。
2年ほど前から、アメブロの商用利用における規制は、非常に厳しくなりました。この規制により、ビジネス目的で使用していたブログが大量に削除されています。
また、アメブロ集客を推奨していた似非コンサルタントたちが、「もうアメブロはやばい」「別のサービスでブログを作成をした方が良い」と煽ったことで、さらにユーザー流出が加速したと思われます。
アメブロは非常に大きなプラットフォームです。
アメブロからしてみれば、ゴミのようなブログばかり乱立することは問題ですが、何よりもコンテンツが大幅に減少することの方が問題なわけです。コンテンツの減少は広告収入の減少に繋がりますので。
今回の商用利用解禁により、また価値のないゴミブログが乱立すると思われます。
人は同じ過ちを繰り返す
2点目は、数年前と同じ過ちを繰り返すのでは、ということです。
同じ過ちというのは、前述したような似非コンサルタントの増加と、それに伴う被害者の増加です。
数年前には、多くの似非コンサルタントたちが、「アメブロを利用すれば簡単に集客ができます」と煽り、その影響により多く被害者が出ました。
人はとにかく新しいことが大好きです。
昨今では、FacebookやLINE@に関する塾や教材が様々発売されました。アメブロは決して新しいものではないですが、今回の商用利用解禁は、見せ方によっては新しいノウハウに見えてしまうこともあります。
近いうちに、この商用利用に関連する塾や教材が発売されるのでは、と考えています。
それらすべてが悪だとは思いません。中には素晴らしい塾や教材もあると思いますが、それらをしっかりと見極める必要があります。
最終的には、そのような塾や教材が発売されることにより、新たな被害者と、ゴミブログが量産されることで、再度、商用利用禁止という流れになるような気がしています。
この商用利用解禁がどのような動きになっていくのか、しばらくは傍観したいと思います。新たな被害者を生むことなく、好影響を及ぼすことを願います。
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