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ゆうです。
ライティングに関しての情報発信を見ていると、
「セールスレターを写経しなさい」という言葉をよく目にします。
セールスレターを写経することで、
「文章力が向上するよ!」というものです。
当然、上手いセールスレターということが前提ですが、
これは本当なのでしょうか。
ただ写経をするだけで文章力が向上する。
ちょっと信じがたい気もしますよね。
まぁ、結論としては、
半分正解というところです。
決して間違いではありません。
実際に僕もやったことはあります。
しかし、写経をする前に、
必ずやらなければならないことがあります。
それは、型を覚えるということです。
ここが非常に重要です。
型を知らずにただ写経しているだけでは、
文章力の向上には繋がりません。
人が引き込まれるストーリー構成
セールスレターに使用されている型の多くが、
「神話の法則」です。
ヒーローズジャーニーとも呼ばれています。
神話の法則はハリウッド映画でも頻繁に使用されており、
人が引き込まれるストーリー構成と言われています。
神話の法則のストーリー構成は、
下記の12ステージに分類されます。
1. 日常の世界
2. 冒険への誘い
3. 冒険への拒絶
4. 賢者との出会い
5. 第一関門突破
6. 試験・仲間・敵
7. 最も危険な場所への接近
8. 最大の試練
9. 報酬
10. 帰路
11. 復活
12. 宝を持って帰還
「千と千尋の神隠し」では、このストーリーが非常にわかりやすく描かれていますので、
上記のストーリー構成と照らし合わせながら見てみてください。
例えば、ネットビジネスの教材販売では、
下記のようなパターンのセールスレターが多いです。
(A:現在 B:成功した未来)
1. 自分も元々はAという現状(ブラック企業・ニート)だった。
2. ネットビジネスの存在を知り、Bという未来に行きたいと思った。
3. 様々な困難や失敗があり、結局Bには行けなかった。
4. メンターと出会い、様々な困難を乗り越え、Bに行くことができた。
5. Bはとても素晴らしいものだった。
6. Bをもっと多くの人に知ってもらい、たくさんの人をBに連れて行こう。
7. Bに行けない人がたくさんいる。それは、他の教材の存在が邪魔をしている。
(詐欺教材に騙されたことはないですか?など)
8. Bに行ける方法(教材・塾)を用意しました。
9. 自分の用意した方法によって、たくさんの人が行けるようになった。
(成功者の声など)
10. あなたも一緒にBに行きませんか?
このようなパターンのセールスレターを見たことはないですか?
既視感全開ではありますが、
やはりこのパターンは反応が良いです。
このような型を理解して、セールスレターの写経を行うことで、
文章力の向上に繋がります。
また、型を理解することで、販売者が仕掛けてきている点などが、
よく見えてくると思います。
すべてのセールスレターがこのパターンではないですが、
このパターンは非常に多いです。
まずは、いくつかのセールスレターを読み、
このパターンに当てはまるものがあれば、
写経を実践してみてください。
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