先日、Twitterである企画を立ち上げました。
募集期間は終了したので、ツイートは削除済みなんですが、内容としては、専用画面にてメールアドレスを入力してもらった人に、セブンイレブンでアイスを貰えるURLをプレゼントします、というものです。
5月は記録的な猛暑だったので、「5月のくせに暑すぎるのでみんなでアイスを食べましょう」という企画名でツイートしました。固定ツイートとして3週間ほど様子を見てみましたが、見事な鬼スベり企画でしたね。おそらく令和最大にスベッたのではないか、と思います。
インプレッションも恐ろしく低かったですし、CTRに関しては2%ほどです。「100名限定」としたのにも関わらず、まったく100名には届きませんでした。人数が減らなさすぎて、企画終了まで「残り○○名です!」と記載することもできませんでしたね。
なぜこの企画を立ち上げたのか
昨今のプロダクトローンチを見ると、1アドレスの取得単価が1,000円を超えるものがほとんどです。紹介料が500円程度だとアフィリエイターが反応しなくなったことが原因だと思われます。
この金額はあまりにも高いと思ったので、もっと低資金でアドレスを取得できる方法がないか、ということを思案してみました。そこで思い付いたのが今回のアイスプレゼント企画です。
はじめに考えたのが、100円で誰かを喜ばせる方法はないか、ということです。アマゾンギフト券なども考えましたが、100円割引券と同等ですので、あまり価値は感じませんでした。
そこで、100円の「モノ」だったらどうだろう、と考えました。ジュースがタダで飲める、お菓子をタダで食べられる、だったら喜ぶ人もいるんじゃないかと。そんなサービスを探していたところ、セブンイレブンの「ポチッとギフト」を発見しました。
「ポチッとギフト」では様々な商品を送れるのですが、猛暑と言えばアイスかな、と思い、アイスプレゼント企画に決定した、という流れです。
今回の企画で見えた課題
今回の企画で鬼スベりした要因を考えてみました。企画自体がショボすぎる、という声が聞こえてきそうですが、ここでは省きます。
考えられる要因は2点です。
① 認知度の低さ
② ギフト受け取りの面倒くささ
① 認知度の低さ
オフラインで考えてみると当然のことなんですが、どこの馬の骨ともわからない人が、タダでアイスあげるわ、と言ってきても貰わないですよね。ただただ怖い、でしかありません。
ですが、知っている人であれば話は別です。この「知っている」という状態にできていなかったことが1つの要因だと考えます。
② ギフト受け取りの面倒くささ
今回、ギフトの受け取り方法を「メールアドレス入力」にしました。これ、なかなか面倒ですよね。もっと簡単な受け取り方法にするべきでした。
例えば、受け取り方法を「いいね」するだけとか、「リツイート」するだけであれば、もう少し反応はあったかもしれません。Twitterの利点をまったくいかせてなかったです。
今回見えた課題を参考にして、まずは、認知度を上げていくことから始めていきます。かなり恥ずかしい思いはしましたが、様々な課題が見えたことは非常に大きな収穫でした。
テストマーケティングの重要性
アイスプレゼント企画は予想以上に残念な結果にはなりましたが、前述したような課題も見えましたし、次回以降の参考にもなりました。
もっと良い結果で終われば最高でしたが、企画を立ち上げたことに後悔はありません。寧ろ、良いデータが取れた、と思っています。結果が結果だけに負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、テストマーケティングだと考えれば即死のダメージではありません。仙豆が必要ではありますが、ギリギリ持ちこたえています。
で、このテストマーケティングは企画以外でも非常に重要です。
例えば、オリジナルコンテンツの販売をしたとして、まったく購入してもらえないのであれば、価格と価値が見合ってないのか、そもそもクオリティがゴミなのか、と考えて価格設定やコンテンツの内容を見直す必要があります。
また、多くの人が購入してくれたとしても、見せ方やアプローチを変えることで、さらに売り上げが最大化する可能性もあります。その見極めをするためにテストマーケティングは必要不可欠です。思いがけない方法が予想以上の成果を上げることもありますので、思い付いたことは積極的にテストしていきましょう。
結果はどうであれ、良いデータが取れましたので、次回こそは良い成果を上げられるような企画を打ちたいと考えています。ですが、受けたダメージもなかなかですので、数日はダメージ回復のために費やします。
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