どうも!ゆうです。
「せどり・転売」はその始めやすさから、ネットビジネスの入り口にする人が非常に多いのですが、その反面、やめてしまう人も非常に多いです。作業量が多い、儲からない、イメージが悪いなど、理由は様々あると思います。
まぁ、やめる理由はどうでもいいとして、「せどり・転売」を始める際は、ほとんどの人がアマゾンの出品用アカウントを作成します。詳細なデータはありませんが、「販路=アマゾン」という謎の常識みたいなものがありますので。
で、「せどり・転売」をやめるとなった際、作成した出品用アカウントは不要になりますよね。
この不要になった出品用アカウントをそのまま放置している人が多いのですが、それは非常にもったいないです。アカウントの状態によっては、高額で売却することが可能です。
「アカウントの状態によって」というところがポイントで、要は、出品制限が解除されているカテゴリーの種類や、アカウントの健全性によって変わるということです。
現在、新規で出品用アカウントを作成しても、CDやDVDなどの「ミュージックカテゴリー」や「Apple製品」などでは出品制限があります。
これから「せどり・転売」を始める人にとって、この出品制限は非常に不利です。開始早々から販売商品を狭められる修羅の道なわけです。また、制限の解除に関する明確な情報もありませんので、できたとしても莫大な労力と時間がかかることは間違いありません。
なので、その労力や時間を考えると、高額でも出品制限が解除されているアカウントを購入したいと考える人はいるということです。
アカウントの販売は可能なのか?
そもそもアマゾンのアカウントを販売することは可能なのか、という疑問があると思います。そこで、アマゾンに直接確認してみたところ、下記のような回答がありました。
アカウント譲渡に関しまして、していただくことは可能でございます。
個人間での譲渡でございましたら、手続き等は不要でございますため、セラーセントラル画面右上の「設定」内の「出品用アカウント情報」を開き、以下の内容の修正をお願いいたします。・銀行口座
・クレジットカード番号
・出品者のプロフィール(購入者に表示される情報です。「住所、電話番号、メールアドレス、名称、運営責任者等)
・正式名称/販売業者名 (購入者に表示されません。Amazonに登録される内部情報ですがお名前の変更をお願いします)しかしながら、他社への譲渡の場合は、別途手続きが必要でございますため、その際は、大変お手数をおかけいたしますが、再度お問い合わせいただきますようお願いいたします。
この回答を見る限り、譲渡自体に問題はなく、個人間の譲渡であれば、アカウント情報の修正だけで手続きも不要です。非常に簡単ですよね。
当事者間では売買手続きを行い、アマゾン内で譲渡としてアカウントの修正を行うということになります。
アカウントの販売方法
では、実際にどのようにアカウントを販売するのかということですが、それは、サイト売買の仲介サイトを活用します。具体的には下記のようなサイトです。
・サイト売買Z
・サイトストック(SITESTOCK)
・サイト売買 サイトキャッチャー
・サイト楽市
・サイトバンク(SiteBank)
上記は、「サイト売買」で検索して上位表示されたサイトです。
この他にも様々なサイト売買の仲介サイトは存在しますので、使いやすそうなサイトを探してみてください。成約手数料はピンキリですので注意が必要です。少し見る限りは、手数料3%(最低手数料54,000円)ぐらいが相場かなって感じです。
アカウントの販売金額ですが、「CD販売可能・評価数1万超:50万円」や「CD・DVD・食品・ドラッグストア・ビューティー販売可能:40万円」で成約しているものが見つかりました。思ったよりも高額で販売できる印象です。
同業者にも聞いてみた
規制解除されたアカウントを取得したいと考えるのは、必ずしもせどり初心者の人ばかりではありません。事業拡大を考えているベテランの転売屋さんもアカウントを追加で取得しようと考える人はいます。
実際に「CDの出品制限が解除されているアカウントを高く買いますよ」と言っていた人がいましたので、「おいくらで購入して頂けますか?」と連絡してみました。直接取引であれば仲介手数料も必要ありませんので、購入金額によってはかなりお得ですよね。
すぐに返事があったのですが、「今は価値が下がってるので高くても20万円ぐらいですね」とのことでした。まぁ、すでにアカウントを複数所有している可能性もありますので、その人にとっての価値はそのぐらいかもしれません。価値なんてものは環境や需要供給によって変わりますので。
「月商〇千万」と謳っている転売屋さんでしたので、少し期待していたのですが思惑は外れましたね。
ひねくれてると思うかもしれませんが、この返事から僕が受けた印象は、情弱狙いで足元見てるなということです。なんといっても相場の半額ですからね。
もっと高額で取引してくれる人はいるかもしれませんが、トラブル回避のためにも仲介サイトを活用することをおすすめします。
もし「せどり・転売」を諦めてしまったとしても、アカウントの状態によっては、次のビジネスに繋がる軍資金を作れる可能性があります。ほったらかしになっているアカウントがあれば、販売も視野に入れてみてください。
また、対照的にこれから「せどり・転売」始めるのであれば、上記のサイトで掘り出し物のアカウントが見つかるかもしれません。ぜひ探してみてください。
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